maeda
桜友会の皆様に

未だコロナの終息が見えない中、紙面でのご挨拶となりますことご容赦ください。
桜友会の皆様には、日頃より温かなご支援を賜り、心より感謝申し上げます。この度、前任の真下峯子校長が附属校全体を見る立場で統括校長となり、後任としてまいりました 前田崇司 でございます。教員時代を横浜で過ごし、学校長や教育委員会で長年教育の営みに携わってまいりました。この度、昭和の一員となれましたことに感謝とともにその責任の重さを感じております。伝統ある昭和小学校の発展のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

『世の光となろう』の建学の精神のもと、令和4年度、昭和小学校は創立69年目の年を迎えました。5月の創立記念式では、子どもたちに昭和小学校を卒業された5649人の先輩方のご活躍と「母校」を想う絆の尊さを伝えました。その後の「昭和っ子の運動会」は、感染症対策に留意しながら、3年ぶりに全校児童が一堂に会して開催することができ、仲間と豊かに運動にかかわる姿が見られました。ウィズコロナの時間は続きますが、子どもたちは、自らを成長させようと前を向いて学校生活にのぞんでいます。これからも、できることを重ねながら未来に生きる子どもたちの成長を支えていきたいと思っております。

教育は未来への希望です。子どもたちを取り巻く環境は著しく変化し、未曾有のコロナ禍の危機に面しながらも、現在はグローバルな時代、AIのすすむ情報化社会、そして多様化へのかかわりと平和が希求される大切な転換点にあります。未来社会に生きる昭和っ子には、初等教育の使命でもある人づくりの基礎を培うとともに、いかに社会が変化しようとも、「自律的かつ協働的に学び続ける力を育みたい」と考えます。大切にしてきた建学の精神『世の光となろう』のもと、3つの目標である『目あてをさして進む人・まごころを尽くす人・からだを丈夫にする人』を柱として、今後も立ち止まらずに前を向いて進化し続ける学校でありたいと考えております。そして、これまで培ってきた昭和ブランドの様々な教育活動を大切にしつつ、英語教育の強化やICT教育、STEAM教育の推進等、積極果敢なチャレンジで、昭和っ子一人ひとりの確かな成長を支え、母校発展のため、弛まぬ努力で歩をすすめてまいりたいと思っております。

桜友会の皆様には、子どもたちの成長や学校の様子を随時お伝えできればと考えております。皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げますとともに、今後とも昭和小学校へのお力添えを何卒よろしくお願いいたします。