昭和女子大学附属 昭和小学校 同窓会

桜友会会長ご挨拶

昭和女子大学附属昭和小学校同窓会、桜友会会長の平原史樹（6回生）です。2016年4月に前任役員の皆様方から新役員とともに引き継がせていただき、熱心な役員メンバーに支えられて同窓会活動は活発に進められています。

2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は世界的なパンデミックへと拡がり、全世界で約7-8億人が罹患し約700万人の方が命を落とされたと報じられています。丁度100年前に、いわゆる“スペインかぜ”が世界を駆け巡って5億人が感染して3000万人が命を落とした人類の試練にも匹敵する出来事となりました。現在も依然としてうつりやすく、弱者には重症化することもまだ多い流行性の疾患となって私たちの生活の中で息づいたままです。

このように大きく社会環境が変わってきた中、わたくしたち桜友会の活動も様々な制限の下、役員のみなさんの大変な努力の中で地道な活動が持続して参りました。
昭和女子大学は2020年に創立100周年をむかえ、また2023年は初等部（昭和女子大学附属昭和小学校）は創立70周年を迎えました。すでに母校からは6000名を超える卒業生が巣立ち、各方面で活躍しています。木造校舎として誕生した学び舎もいまは近代的な建物になっていますが「世の光となろう」との理念・目標はいまも脈々と引き継がれ、卒業後もお互い強い絆で結ばれながら社会の中でそれぞれに大切な役割を果たしています。

昭和小学校同窓会桜友会は2006年11月に中田彰生前会長（１期生）をはじめとする役員の皆様の尽力により永らく中断していた活動を再開し、現在に至るまで、恩師の先生方とともに様々な活動を通して卒業生の礎となっています。昭和女子大学が創立101年からの次世紀を目指すとともに、昭和小学校はもとより、桜友会もともにしっかりと歩んでいきたく思います。

2023年9月1日

昭和女子大学附属昭和小学校同窓会
桜友会 会長　平原 史樹

桜友会の生い立ち

桜友会の「再建」まで

昭和女子大学附属昭和小学校（初等部）は1953年（昭和28年）に56人の一年生を迎えて産声をあげた。
１学年が２－３組の少人数クラス。しかも私学ならではのユニークな学校行事の数々をともに過ごした６年間の思い出は抱えきれないほど。卒業生の初等部に対する愛着は、一般の小学校よりもはるかに強いはずだ。

個々にクラス会や同期会を開くことは多いかもしれない。しかし、学年を超えて一同に集まり、相互に緊密な連絡を取り卒業後の人生を豊かにするとともに、母校に何らかの恩返しをできる機会はなかった。
かつて四回ほど「桜友会」が開かれたことがあったが、同窓会としてはっきりした組織づくりがされないままに中断されていた。初等部創設からすでに半世紀以上を過ぎて、昭和21年―22年生まれの第一回生が還暦を迎える2006年（平成18年）を控え、卒業生、そして学園の側からも同窓会を開きたいという声が高まった。

2006年春、卒業生の有志が集まり同窓会を再建し、秋には第一回総会と懇親会を開くことを目指して準備を進めた。

少人数での数回の準備会合を経て、同年７月29日に一回生から初等部を卒業したばかりの48回生まで、可能な限り各年代から出席可能な卒業生が集まり「同窓会再開準備会」を開き、正式に同窓会実行委員会を結成した。この会合で同年11月11日に第一回の同窓会総会・懇親会を開くことを決めた。限られた時間での準備でどれだけの参加者があるかと実行委員会では心配していたが、総会の日は雨模様だったにもかかわらず183人の卒業生が出席して開かれた。

それ以降は年１回の総会・懇親会を開催しているほか、会員の親睦を深めるため文化散歩シリーズやミカン狩りなど文化・レクリエーション活動を行っている。また、2013年の初等部創立60周年を記念して、後輩たちのために母校への募金活動にも取り組んだ。

桜友会歴代役員

(敬称略、氏名の後の数字は卒業回期）

1953年4月	初等部誕生　第一回生入学
1965年	桜友会発足に向けた準備開始 初代役員： 会長 人見 楠郎 副会長 川上 龍美 1 (初代桜友会会長、第１回卒業生、川上歯科医院院長） 顧問 巳波 瑠美 ＊同窓会の集まりは、発足後年1回にて1回～3回まで開催 ＊その後、定例の同窓会集会は延期（中断） 1984年初等部創立30周年記念式典　川上龍美会長臨席 1994年初等部創立40周年記念式典　川上龍美会長臨席
2006年	同窓会再興に向けて活動を改めて開始 11月11日本部館にて桜友会再開総会を開催。同窓会規約等整備、役員人を3年と定めた。 会長 中田 彰生 1 (第二代桜友会会長、第１回卒業生、元毎日新聞記者、早大マスメディア研究所招聘研究員） 副会長 粕谷 佐知子 4　吉田 昌史 6 委員 川上 美ゆき 1　太田 鈴子 3　師岡 文男 8　瀬村 壽美男11　小薗江園香18　前之園香世子21　筒井 星子 35 監事 竹山恵美子 11　黒崎留美子 32
2009年	会長 中田 彰生 1 副会長 粕谷 佐知子 4　吉田 昌史 6 委員 川上 美ゆき 1　太田 鈴子 3　師岡 文男 8　瀬村 壽美男11　小薗江園香18　前之園香世子21　筒井 星子 35 監事 竹山恵美子 11　黒崎留美子 32
2012年	会長 中田 彰生 1 副会長 粕谷 佐知子 4　吉田 昌史 6 委員 川上 美ゆき 1　太田 鈴子 3　大隅　剛 5　師岡 文男 8　小薗江園香18　前之園香世子21　増井 利映 36　萩原 志保 37 監事 竹山恵美子 11　山口 俊行 20
2016年	会長 平原 史樹 6 (第三代桜友会会長、第６回卒業生、国立病院機構横浜医療センター病院長、横浜市立大学医学部名誉教授） 副会長 大石 惠津子 3　大野 あや子 11 委員 原　一恵 1　柳 栄治郎 2　鏑木 順次郎 4　関口 明子 18　渡邊 真貴 28　木村 志保 37　小薗江奏波 50 監事 山口 俊行 20　小川 薫 19
2019年	会長 平原 史樹 6 副会長 大石 惠津子 3　大野 あや子 11 委員 原　一恵 1　柳 栄治郎 2　鏑木 順次郎 4　関口 明子 18　渡邊 真貴 28　太田 雪絵 28　木村 志保 37　角田 江里 44　小薗江奏波 50 監事 山口 俊行 20　小川 薫 19
2022年	会長 平原 史樹 6 副会長 大石 惠津子 3　大野 あや子 11 委員 原　一恵 1　柳 栄治郎 2　関口 明子 18　太田 雪絵 28　米村 希美 31 監事 山口 俊行 20
2023年	会長 平原 史樹 6 副会長 大石 惠津子 3　大野 あや子 11 委員 原　一恵 1　柳 栄治郎 2　関口 明子 18　米村 希美 31　澤渡 沙織31 監事 山口 俊行 20
2024年9月	会長 岡野 栄之 13 (第4代桜友会会長、第13回卒業生、慶應義塾大学教授、日本再生医療学会理事長、紫綬褒章等受章者） 副会長 大石 惠津子 3　大野 あや子 11 委員 原　一恵 1　柳 栄治郎 2　平原 史樹 6　青谷 宏美 13　米村 希美 31　澤渡 沙織31 監事 山口 俊行 20　関口 明子 18

学年幹事について

学年幹事は、各学年に若干名置くことが会則で定められています。同級生の住所変更などの連絡、会からのお知らせの伝達など各学年の会員と桜友会の執行部とのパイプ役となっていただいています。

また年に１回の学年幹事会で、桜友会の運営についてのご意見をいただいています。クラス会や同期会の開催などに中心となっている方々に、学年幹事になっていただきたいと思います。できれば、各クラスに最低一人いることが桜友会の活性化にもつながります。（複数でも歓迎です）

別表のように、まだ空白の学年、クラスが多数あります。学年幹事になっていただける方を自薦、他薦問わず募集しています。

【学年幹事一覧はこちら】

桜友会略史

桜友会略史をまとめました。以下のページよりご照覧ください。