2022年7月6日(桜友会役員一同)

おしらせ

2022年度桜友会総会は休止します

コロナ禍のなか、皆様にも多々のご苦労のなかお過ごしのことと思います。2021年度は集会としての桜友会総会は休止しましたが、本年度もまだコロナの状況が見通せない中、総会開催は休止にせざる得ないと判断しました。

桜友会報臨時版はホームページ(HP)に

直近の桜友会報は2021年3月に皆様へお届けしましたが2022年度の会報は編集業務等の支障もあるため、HPでの会報臨時版としてここにお届けします。本年度もバザー等恒例行事は休止となります。なお、会費請求の郵送事務のみ皆様へ直接お届けしますのでなにとぞよろしくお願いします。

校長先生の交代

学園では本HPにご挨拶をいただきましたが校長先生の交代がありました。また、2022年度も102名の元気な新入生が入学し、学園で学んでいます。

学校法人昭和女子大学は2020年に創立100周年を迎えました

2020年度はコロナ下での祝賀行事は延期されていましたが学園HPでもその祝賀関連の情報が案内されていますのでぜひご照覧ください。

新旧校長先生ご挨拶

昭和小学校 新総括校長 真下峯子先生のメッセージ

桜友の会の皆様

本年度4月より、初等部校長を兼任いたします真下でございます。いつも母校の子供たち、教育活動を見守り、ご支援いただき心より感謝いたします。
コロナウイルス感染拡大による、これまでになかった学校教育活動の展開が必須になってすでに1年半、それでも初等部の子どもたちは元気に健やかに学校生活を送っております。

1年前までは想像もしなかった自宅学習は、今年度4月からの児童一人1台のiPad環境により、オンラインでの時間割通りの授業が展開されています。1年生の児童も、いくらかは保護者の皆様のサポートをいただいていますが、それでも自分で使いこなしながら、授業に参加することができています。高学年になれば、それは見事にツールとして使いこなす姿はさすがデジタルネイティブと感心するばかりです。

校医先生のご助言をいただきながら、登校授業、オンライン授業を判断しながらの教育活動は、全てこれまで通りとは参りませんがこれまでできなかったことができるようになることを実感する日々でございます。 初等部も、かつて時代を先取りするイノベーターでいらした人見先生のように時代の風を読み進化を続けてまいりたいと存じます。来年度からの、英語教育カリキュラム、グローバル教育のさらなる充実を含めた、昭和小学校のチャレンジプロジェクトを開始しておりいます。

母校のさらなる、イノベーションをご理解・お見守りいただくとともに、皆様のご支援ご協力をいただきたくお願い申し上げます。

歴史は守るだけでなく、新しい取り組みを積み上げることで作られていくことを念頭に、皆様の母校昭和小学校のさらなる発展のため全教職員で全力で取り組んでまいります。

昭和小学校 新校長 前田崇司先生のメッセージ

桜友会の皆様に

未だコロナの終息が見えない中、紙面でのご挨拶となりますことご容赦ください。
桜友会の皆様には、日頃より温かなご支援を賜り、心より感謝申し上げます。この度、前任の真下峯子校長が附属校全体を見る立場で統括校長となり、後任としてまいりました 前田崇司 でございます。教員時代を横浜で過ごし、学校長や教育委員会で長年教育の営みに携わってまいりました。この度、昭和の一員となれましたことに感謝とともにその責任の重さを感じております。伝統ある昭和小学校の発展のために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

『世の光となろう』の建学の精神のもと、令和4年度、昭和小学校は創立69年目の年を迎えました。5月の創立記念式では、子どもたちに昭和小学校を卒業された5649人の先輩方のご活躍と「母校」を想う絆の尊さを伝えました。その後の「昭和っ子の運動会」は、感染症対策に留意しながら、3年ぶりに全校児童が一堂に会して開催することができ、仲間と豊かに運動にかかわる姿が見られました。ウィズコロナの時間は続きますが、子どもたちは、自らを成長させようと前を向いて学校生活にのぞんでいます。これからも、できることを重ねながら未来に生きる子どもたちの成長を支えていきたいと思っております。

教育は未来への希望です。子どもたちを取り巻く環境は著しく変化し、未曾有のコロナ禍の危機に面しながらも、現在はグローバルな時代、AIのすすむ情報化社会、そして多様化へのかかわりと平和が希求される大切な転換点にあります。未来社会に生きる昭和っ子には、初等教育の使命でもある人づくりの基礎を培うとともに、いかに社会が変化しようとも、「自律的かつ協働的に学び続ける力を育みたい」と考えます。大切にしてきた建学の精神『世の光となろう』のもと、3つの目標である『目あてをさして進む人・まごころを尽くす人・からだを丈夫にする人』を柱として、今後も立ち止まらずに前を向いて進化し続ける学校でありたいと考えております。そして、これまで培ってきた昭和ブランドの様々な教育活動を大切にしつつ、英語教育の強化やICT教育、STEAM教育の推進等、積極果敢なチャレンジで、昭和っ子一人ひとりの確かな成長を支え、母校発展のため、弛まぬ努力で歩をすすめてまいりたいと思っております。

桜友会の皆様には、子どもたちの成長や学校の様子を随時お伝えできればと考えております。皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げますとともに、今後とも昭和小学校へのお力添えを何卒よろしくお願いいたします。

昭和小学校 前校長 柴田芳明先生からのメッセージ

今年3月に家庭の事情等があり、校長職を退任させていただきました。5代目の小泉校長から、重く責任あるバトンを引き継がせていただき、多くの方々に支えられての3年間でした。この間、いろいろなことがありましたが、やはり、昨春からの新型コロナとの戦い?(今でも続いておりますが)は、これまでに経験のないことであり、試行錯誤の連続でした。

コロナ禍での休校対策として、一番重要なのは、子どもたちの学びを止めないことで、オンラインでの授業作りでは、双方向授業へと拡張することができましたが、これは、「先生皆がユーチューバー」となり、皆でICTのスキルアップを図り、先生方が一丸となって力を尽くした賜物と思っています。また、日々の万全な感染対策のもと、学園や研修学寮職員の方々のご協力・ご尽力により、例年行っていた行事や活動を可能な限り実施することができ、大変ありがたく思っております。そのおかげで、子どもたちは我慢を強いられる生活の中でも、楽しみを見つけ、苦境を乗り越える術を学び得たように思いました。

これまで、昭和学園に奉職して38年。初・中・高・大学と、いろいろな年代の子どもたちの教育に携わらせていただきました。小学校は、その中でも、人としての基礎が形成される大事な時間であり、人生に一番大きな影響を与える時期と思っています。その時代を、心ひとつに子どもたちのために尽くしてくださる方々に包まれ、よき友とともに学べる昭和っ子は、とても幸せな学校生活を送っていると思いました。

毎年、春分の日は、初等部の卒業式です。今年も109名の卒業生が巣立っていきました。子どもたちに退任は伝えていませんでしたが、自分の心の中では、最後のメッセージとして、目には見えない心の学びの話をしました。「これまでの経験は、すべてが学びであり、無駄なものなどひとつもなく、必ずしもすぐに役立つものではないものもあるが、しっかりと身につき、長い人生の中で、いつか役立つときを待っている。そして、学んだものすべてをもって、人に尽くせるような慈愛に満ちた強い人になって欲しい。まずは、空間的・心理的に同じ立ち位置で、上から目線にならず、横に『寄り添える人』に、そのうえで、『手を差し伸べられる人』になって欲しい」と話しました。

昭和学園は昨年創立100年を迎え、次の新しい100年がスタートしました。これから20年30年先の未来は、予想のつかない時代です。これまでの昭和での学びを糧に、「世の光となろう」を目指し、着実に前進していって欲しいと思います。

これまでは、毎日、子どもたちの、そして、学校の変化を見てきましたが、これからは、少し離れたところから、子どもたちの成長を願いつつ、陰ながら見守っていきたいと思っています。

最後になりましたが、昭和小学校の卒業生の皆さま、これまで、いろいろとご協力をいただき、ありがとうございました。これからも後輩たち昭和っ子への応援、どうぞ、よろしくお願いいたします。

桜友会会計報告

令和2年会計

令和3年会計

役員交代等

2022年度役員についてお知らせいたします。

会 長 平原史樹(6回生)
副会長 大石惠津子(3回生)
大野あや子(11回生)
役 員 原 一恵 (1回生)
柳栄治郎(2回生)
関口明子(18回生)
渡辺真貴(28回生)
太田雪絵(28回生)
米村希美(31回生)
会計監査 山口俊行(20回生)
退 任 小薗江奏波(50回生)
新 任 米村希美(31回生)

以上