2025年度学年幹事会開催のご報告
去る6月1日(日)、10:30より学園本部館3階中会議室にて、来賓として前田崇司校長先生、渡邉直人副校長先生、田中聖夫教頭先生にご参加いただき、学年幹事と同伴者合計38名、役員9名にて学年幹事会が開催されました。その後昼食を取りながら、和やかな懇親会の後13:30に閉会となりました。
以下に議事録及び写真集を掲載いたします。
2025年度 桜友会学年幹事会 議事録
開会:
司会: 柳栄治郎(役員 2回生)
書記: 大野あや子(副会長 11回生)
- 開会の挨拶
- 今回は6テーブルで、学年ごとに着席
- 校歌斉唱
- 平原史樹前会長への黙祷
1. 会長挨拶:
岡野 栄之 (13回生)

昭和女子大学昭和小学校13回生(1971年卒)の岡野 栄之です。昨年9月に平原史樹前会長から引継ぎ、会長となった。学園の中では、中高・大學の同窓会に比べ、若干若い会ではあるが、活力の会である。頼もしい後輩たちがコミュニケーションをとり、幹事の皆さんが繋がり、小学校を支える存在になるとよい。
2. 来賓挨拶:
前田校長先生

平原前会長への哀悼の意を表してお花をお送りした。奥様からお手紙をいただき、平原前会長が初等部をとても愛されていたことが書かれていた。
1回生から67回生が集い、昭和のことを確認し合い、世の中の動きが速い中で、母校を愛する同窓生たちが繋いでくれている。
現在、初等部には児童617名、教職員64名(非常勤含む)。先生になる人が少ない中、初等部にはとても多くの応募がある。
「世の光となろう」と、3つの目標を一番大切にしながら、常に伝統を大切にし、新しいことにチャレンジしていきたい。
渡邊副校長先生

今年の夏、教員室をリニューアルすることになった。何故リニューアルかというと、創立72年目にして、教職員が増えたことによるもの。現状、職員室のほかに、いくつかの部屋を使用しなくてはならない状態で、一つの部屋の中で教職員が日常の様々なことを共有できるようにする目的で、夏休み中にリニューアルすることになった。
72年前、初等部開校時、人見円吉先生と奥様の緑先生が、戦火を見て、「男子は大きな戦いをしやすい」と考え、世界平和のためには女子教育が大切であり、早い段階での教育が必要と、中高部、大学を設立され、幼稚部を作られ、その第一回卒業生のためにに初等部が創設された。
今回、職員室リニューアルに伴い、今までの資料を整理していたら、人見楠郎先生の書かれたメモが見つかり、子供たちのため、教職員のための常に新しいことにチャレンジしていたということに気づかされた。
人を育てることに情熱を捧げていた人見先生の思いは今も引き継がれ、変化していることはあるが、根っこの部分は同じ思いで子供たちの指導に当たっている。
卒業生のみなさまにもお力をいただきたい。
田中教頭先生

同窓生の中心に、若い世代も続いていってほしい。
4.新学年幹事(67回生)、大学一年生(61回生)自己紹介:

67回生6名の他、64回生1名、65回生2名の自己紹介の後、61回生幹事5名と同伴者1名(61回生)が自己紹介し、桜友会のために尽力したいという力強い言葉をいただいた。
5. 役員の紹介:
名前と回生のみを紹介し、各役員は起立し一礼した。
6.2024年度活動報告、2025年度活動計画、2024年度決算報告・2025年度予算案の報告:
- 正式には9月総会で報告するため、本日はプリント配布とした。
- 活動計画の中で、11月の昭和祭バザーで、ぜひ、若い方々のお手伝いをお願いしたいと大石副会長から追加説明があった。
7.桜友会の活動に対する検討と意見交換:
各グループに一人ずつ役員が入り、ご参加の校長先生、副校長先生、教頭先生もご参加いただき、今後桜友会活動をより活発に楽しいものにするため、グループごとに話し合ってもらった。
話合いった内容を用紙に記入して、テーブル毎の代表者が発表した。
役員や先生方と参加学年幹事との交流の場となり、有意義な時間となった。


8.各テーブルごとの発表
テーブル1(1.3.4回生)
- 役員のなり手がいないのが最大の悩みであり、そろそろ若い世代に代わってもよいのではないか。現状、70歳くらいまで仕事をする人が増えているので、役員になるのは難しい。
- 同窓会室がない。以前は本部館の応接室を借りていたが、学園側からの要望で退去させられた。活動する拠点が必要であり、そこを頼りに人が集まる。人を集める為に会報などでアピールしていくとよいのではないか。「総会に行きましょう」「バザーのお手伝い」等
テーブル2(6、8、20、22、28回生)
- 幹事一覧表がないので、会に参加するとき、声掛けがしにくい。
- 昭和祭のときに、卒業生の作品展コーナー(写真、絵画、趣味の作品など)があったらよい。友達を誘うきっかけになる。
- 昭和祭の時に、在校生と卒業生が一緒に遊ぶ。また、卒業生のサイン本を販売したらどか。例えば、岡野会長の本など
テーブル3(21、31、34回生)
- バザーのお手伝いに、若い世代のお手伝いが必要。同級生に声掛けして、楽しいバザーになるように。
- 行事で、日帰り観光旅行や学内見学ツアーがあったらよい。
テーブル4(11、13、50、56回生)
- 昭和祭の談話室で、お菓子や飲み物のほかに、卒業アルバムを見る場所を設置して、アルバムを通して若い子には昔の行事に興味を持ってもらい、アルバムで老若卒業生が交流を深められたらよい。時代は違えど、共通の思い出があるのではないか。
- *アルバムの損傷を防ぐ為、飲食のテーブルではなく、壁側に設置して、そこでみてもらう。
- 談話室に来室したとき、名前記入ではなく、回生の個所にシールを貼てもらうのはどうか。
- 談話室の壁に桜の木の絵を貼り、初等部での思い出を桜の葉の形の紙に書いてもらい、桜の木に貼っていく。参加型で楽しいのではないか。
- バザーで、子供向けとして、小型のぬいぐるみ、文房具(蛍光ペン、鉛筆キャップ、など)。高学年用に安価ではあるが高そうに見えるアクセサリー。男子には、光るボール、光るヨーヨー、伸び縮む剣など。自分で作るキット、立体パズルなど。
- 単品で購入するより、ゲームをして貰う景品の方が、ゲームをした楽しみと貰う景品の喜びがある。
テーブル5(64、65、67回生)
- 総会で、恩師とは昭和祭で会えるので、ビンゴ大会や先生にまつわるゲームがあったらいい。
- 昭和祭バザーで、あったらいいものは、アクセサリー、携帯ストラップ、小型扇風機、安い化粧品。文房具はいらない。
テーブル6(61回生)
- 同窓会開催時の桜友会の補助金、1万円では少ない。参加費が高いと参加しにくいため。
- ホームカミングデーを作り、学園や初等部に入れるといい。
- 色々な世代がいるので、教職員の本音が聞きたい。
~・~12時に幹事会議事終了~・~
※前田校長先生・渡邊副校長先生・田中教頭先生はここで退出されたので、お弁当とお土産をお持ちいただいた。
※12時半からテーブルごとにお弁当を食べ歓談。
※懇親会には、初等部広報担当の富永先生がお見えになり、「学校案内」冊子についてのお話と、卒業生の協力のお願いがあった。
富永先生のお話し:

- 現在、公式の学校案内は7000部発行しているが、これだけでは堅苦しく、足りない要素が気になっていた。「見る・食べる・遊ぶ」を中心とした「アイラブ三茶・アイラブ昭和」をコンセプトに、こんな街に住みたいなというところに昭和があって、こんな街にある昭和に入りたいなと思って貰いたい。
- 企画の発端は、初等部卒業生がJTBに入社したことで、JTB発行の「るるぶ」の学校編があることを知った。
- 内容としては、
- ① 1回生とこども園の0歳児見つめ合ってる写真を載せたい、
- ② 卒業生の座談会・卒業生で活躍している人の紹介なども計画している。
- ③ 昭和での思い出、
- ④ 三茶でおいしいお店、
- ⑤ 卒業生が営んでいる飲食店などの情報をいただきたい。
- 来年の1月には印刷を済ませたいので、是非ご協力いただきたい。本日、アンケー用紙を配るので、御記入していただきたい。本日提出できない人は、富永先生のアドレスに後日送付していただくようお願いした。
予定通り13時半に、役員と学年幹事の交流も深まった本年度の学年幹事会は、散会となった。
以上