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会員のひろば

第九回昭和祭桜友会バザー開催報告

2023年11月11日(土)・12日(日)の昭和祭開催に際しまして、新型コロナ蔓延の為休止となっておりました桜友会バザーが、2019年以前と同様に4年ぶりに開催することができました。

去る10月15日に開催されました桜友同窓会(総会・懇親会)にて参加会員の皆様に商品と寄付金、並びに準備・バザー当日のお手伝いをお願いしましたところ、たくさんの商品とお手伝いのお申し出をいただきました。11月9日午前には、商品の仕分けと値段付け、10日午後からは会場の設営と商品・ゲームのセッティングを行い、11日の本番を迎えました。

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本年は初等部の方針に従い、入口となった初等部玄関南側に業生とその同行者のため受付を設けました。桜友会の部屋の案内に合わせて二階のバザー会場への誘導を兼ねて、くじ引きをしていただき、バザー会場ではくじに応じて記念品を進呈し、その他商品やゲームを同窓会として実施していることをアピールしました。

残念なことに今年の昭和祭は天候に恵まれず、寒い雨降りだったために出足が良くなかったこともあり、売上金額は153,150円と例年の約半分程度にとどまりました。商品仕入れ代金及びその他諸経費合計115,679円を差引いた金額37,471円を、初等部の周年祝金とすべく積立金とさせていただきます。

ようやく開催することができた「桜友会バザー」は、唯一卒業生と在校生の直接触れ合いの場であり、やがて桜友会会員となる在校生にも「母校への感謝と末永い発展を願う」桜友会会員の先輩たちが、仲良く楽しそうに母校の行事に参加する喜びを感じていただける良い機会として継続してゆきたいと思います。

今回の桜友会バザーには、初等部の校長先生を初め、昭和祭担当の阿波先生、諸先生方、事務室の皆様、初等部父母会の皆様、準備や販売、受付等ご協力して下さった桜友会会員の皆様のお陰と心より感謝いたします。

次回2024年の昭和祭桜友会バザーが、会員の皆様のますますのご理解とご協力のもと、更に「桜友会らしい、楽しいバザー」を開催したいと思っております。今後とも桜友会活動にご理解とご協力を賜りますよう、引き続き宜しくお願いいたします

昭和祭バザー実行委員長 大石 惠津子(桜友会副会長)

第16回桜友会同窓会(総会・懇親会)の報告

去る10月15日(日)午前11時から学園本部館3階の大会議室において、午前は桜友会総会、午後昼食を取りながら懇親会が開催されました。

第16回(2023年度)桜友会総会議事録

大石惠津子(副会長・3回生)の司会で桜友会同窓会午前の部「総会」を開会した。

日時 2023年10月15日(日)午前11時~12時
場所 学園本部館3階大会議室
出席者 桜友会会員57名(役員9名含)

1. 青谷宏美様(13回生・恩師)の伴奏で校歌斉唱

2. 平原史樹桜友会会長の開会の挨拶

3年間コロナで中止していたが、その中で昭和女子大学100周年、初等部70周年があり、今回の会は記念すべき会である。

3. 山崎日出男理事長の来賓挨拶

内閣府の役所が長く、坂東総長の10年後輩で、今年度より、理事長を引き受けた。
初等部70周年記念式典は、人見記念講堂で行われたが、コロナの影響で在校生のみの会となった。大学としては、ここ10年目をみはる進歩があり、特に就職率100%が続き、また、「大学通信」の高校の進路評価では、大学評価3部門で女子大№1となっている。初等部は、2024年から国際コース・探究コースを設立。今年の説明会では、500名以上の参加であった。色々な事がある中で、70周年を迎えられたことは、とても喜ばしい。

4. 来賓のご紹介

山崎日出男理事長、前田崇司初等部校長、江口祐輔元校長、柴田芳明元校長

5. 議長の選出

司会者が議長の選出につき、本年3月まで2年間初等部父母会会長を務めた澤渡沙織(役員・31回生)を議長に推薦し、満場一致で承認された。

6. 澤渡沙織議長による議事進行

(1). 議事に入る前に桜友会規約第14条の出席者の過半数をもって成立することを説明し、発言の際は、挙手の上、卒業回生と名前を名乗るようと注意が述べられた。

(2). 総会議題

<議題1:2020年度から2022年度活動報告>

副会長:大野あや子

① 2020年度から2021年度はコロナ禍の為、活動は休止したが、2020年11月9日に昭和女子大学創立記念式典に副会長大石・大野2名が出席。

② 2021年3月に第16号会報を発行。

③ 2022年11月昭和祭に参加。コロナ禍の為、従来のバザーではなく、在校生1~5年生にマスク、6年生にマスクと必勝祈願のカイロにメッセージを添えて昭和祭前に学校に渡し、担任の先生から配布していただいた。卒業生には、センターホールにて、回生と名前を記入してもらい、以前のバザーでの残りの消しゴム等をプレゼントした。170名近くの卒業生が来校。

④ 2022年度の会報に代えて、学園の近況報告を兼ねたレターを2022年11月発行。

⑤ 2022年11月、昭和学園創立100周年記念式典に副会長2名が出席。本来なら、2021年が100周年だったが、コロナ禍の為、2022年に延期された。

⑥ 2023年3月、初等部卒業式に会長と副会長(大石・大野)が出席。

⑦ 2020年・2021年・2022年各3月に初等部6年生卒業にあたり、図書カードを贈呈。

⑧ 2023年1月に会員である平井初音(中等部3年)さんがご逝去され、3月のお彼岸に桜友会としてお花を贈った。

⑨ コロナ禍では、対面の役員会開催は難しく、ズーム会議を2回、2022年度は対面での役員会を3回開催。

※議案1について、拍手をもって承認された。

<議題2:2020年度~2022年度会計報告・監査報告>

会計担当:関口明子

決算報告書(プリント配布)通りに報告。

会計監査報告:山口俊行監査が病欠された為、大石副会長が代読した。「役員会議事録と帳簿の監査の結果、2020年度から2022年度会計は適正に処理されていることを報告いたします。」※議案2について、拍手をもって承認された。

<議題3:2023年度活動計画>

副会長:大野あや子

① 5月1日、学園創立103周年記念式典に副会長2名が出席。お祝いに胡蝶蘭を贈呈。

② 5月2日、初等部創立70周年記念式典に会長・副会長・役員が出席。初等部創立70周年祝賀・教育支援金として220万円寄付。お祝いに胡蝶蘭を贈呈し、会長が在校生に祝辞を述べた。

③ 6月4日、学年幹事会を開催し32名の出席。また、初等部から、前田校長先生・渡邊副校長先生にもご出席をいただいた。幹事の皆さんから桜友会の活動に対するご意見・ご提案を話合って貰い、有意義な幹事会となった。今後の活動に活かして行きたい。

④ 8月下旬に、レター方式で会報を発行。

⑤ 10月15日、本日、第16回総会・懇親会を開催。

⑥ 11月11日、12日、昭和祭に参加。初等部の方針が決まり、コロナ禍前と同じ形で参加できることになり、詳細については、本日お配りしている「2023年昭和祭桜友会バザーへのご協力とお願い」をご覧いただきたい。お手伝いについては、本日ご提出いただいくか、桜友会HP上からも申請可能なので、宜しくお願いしたいと説明した。

⑦ その他イベントについては、これから検討していく。

⑧ 今年度の役員会は6回ほど開催予定、既に、4回開催済。

※議案3について、拍手をもって承認された。

<議案4:2023年度予算案>

会計担当:関口明子

2023年予算案(プリント配布)通りに報告。

※議案4について、拍手をもって承認され、プリントの予算案の案を消し、予算とする。

<議題5:役員改正について>

会長:平原史樹

2022年年期(2022年4月~2025年3月期)役員(数字は回生)

会長 平原史樹(6)
副会長 大石惠津子(3)、大野あや子(11)
役員 原一恵(1)、柳栄治郎(2)、関口明子(18)、
太田雪絵(28)、米村希美(31新任)、澤渡沙織(31新任)
監事 山口俊行(20)

2020年~2022年期間中の退任役員報告
鏑木順治郎(4)、木村志保(37)、小川薫(19)、小薗江奏波(50)、渡辺真貴(28)
長い間のご尽力に感謝の意を表した。
※議案5について、拍手をもって承認された。

<議案6:会則変更について>

会長:平原史樹

(昭和女子大学附属昭和小学校桜友会会則の改定)

1. 第7条(役員)

本会に次の役員を置く。

一、会長 1名
二、副会長 2名
三、委員 7名ないし11名→5名以上に改定
四、監事 2名
五、学年幹事 各学年若干名
六、顧問理事長、総長並びに小学校校長

2. 第10条(役員の任期)

役員の任期は、1期を3年間とし(学年幹事を除く)、重任を妨げない。ただし、原則として連続3期までとする。

欠員が生じた場合の補欠者の任期は、原則として前任者の残存期間とする。

3. 第21条(会則の改定)

会則の改定は、本部役員会で審議のうえ、総会出席者の承認を得る。

※議題6について、拍手をもって承認された。この会則は、令和5年10月15日改訂し施行する。

(3). 議長より、会員に向けて改めて意見・要望の確認が行われたが、特になく議事の終了。

7. 初等部の状況について

司会副会長:大石惠津子

(1). 柴田芳明元校長先生のご挨拶

  • 2016年に着任し、2年間副校長として、暗中模索の毎日だったが、その後、校長となり、コロナ禍、普通の事が普通にできない毎日だった。
  • 2016年以前は中高等部の教員で、大学でも教えており、初等部から大学まで幅広く児童・学生と関わっていた。
  • 人生の大半を昭和学園で過ごし、その中で人見楠郎先生との出会いが、思い出に残っている。子どもの成長の為に邁進された人見先生の姿が印象的だった。

(2). 前田崇司校長先生の新任就任のご挨拶と初等部の状況

  • 横浜で長く教員として過ごし、今年度から昭和小学校校長として着任。
  • 初等部前の楠の木について、子ども達に「人見先生がリヤカーで運ばれたもので初等部の子ども達を見守ってくれている」と話し伝えている。
  • 70年の月日がとても大切で、これから100年にむけて進んで行く。70周年にあたり、桜友会から寄付を頂き、感謝している。
  • 現在、児童数は644名。卒業生は6,753名となっている。
  • 今年の運動会では、児童が自ら考え、全校ダンスを行った。
  • 昭和祭では、父母会・桜友会のご協力を頂き、感謝している。
  • 「世の光となろう」と3つの精神を大切にし、様々な変化に対応すべく力をつける教育を。伝統を守りながら、新しいものを作ってゆきたい。
  • 来年度から国際コース・探究コースを設立。これから先、子ども達が社会に巣立ち先輩達に近づけるよう、是非見守って欲しい。

以上をもって、午後12時に総会を閉会した。

桜友会懇親会

大会議室の懇親会準備の間、中会議室にて第1回生~第5回生、第12回生~第15回生、そして本年3月卒業の第65回生の卒業アルバムの展示、中高生のために貝絵合わせゲームと輪投げゲームを行い、会員からの寄付による景品を提供し、桜友同窓会を楽しんでいただいた。

また、午後から参加となった坂東眞理子総長のご挨拶に続き、小泉元校長先生のご挨拶と乾杯のご発声の後、ビュッフェスタイルでにぎやかな昼食会となった。

その後、64回生4名のナレーションで、本年創立70周年を迎えた初等部の歩み「学校のれきし」を上映し、懐かしい画面に参加者一同大変懐かしい思いで、有意義な時間となった

また、今回は新型コロナのために桜友会の行事が開催されなかった学年を含め、2回生~5回生が卒業60周年、12回生~15回生が卒業50周年のお祝いをした。江口元校長先生よりお祝いのお話しに続き、桜友会から記念品が進呈された。

3回生を代表して太田鈴子さん(昭和女子大学評議員)が、普段は怖かったが、実はやさしかった人見楠郎先生のエピソードが思い出として紹介され、13回生を代表して岡野栄之さん(慶應義塾大学医学部教授、昭和女子大学評議員)からは、学園での思い出や新しい試みについてのお話しがあった。

懇親会の最後には、坂東眞理子総長対参加会員全員でのじゃんけんゲームで、和気あいあいとした懇親会を終了した。

その他同窓会(総会・懇親会)での写真はこちら

新型コロナウイルスとただいま奮闘中の皆様へ

横浜市病院経営本部長であり、医師である、平原史樹桜友会会長より、この数か月の医療現場や、コロナウイルス感染対策について、貴重なお言葉をいただきました。
ぜひ、平原会長の記事をご一読いただき、教えていただいた感染対策を行いながら、自分を守り、家族を守り、周りの人を守り、一日も早く、この状況が改善されるように過ごして参りましょう。

新型コロナウイルスとただいま奮闘中の皆様へ

2020年5月25日

平原史樹(桜友会会長、横浜市病院経営本部長、医師)

●お急ぎの方は後の各項目のところをお読みください

桜友会(同窓会)会長の平原史樹です。現在横浜市の医療局という病院行政の部署におりますが、本年は2月以来とにかくコロナ、コロナで大変忙しくしております。
さて会員の皆様におかれましてはご健勝のことと存じますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にり患された方もおられたのではと思いますが、だれがどこで罹っても不思議でない感染症になっています。一部の人だけの問題という考え方は間違っていますし、皆の共通の問題として病気になられた方も罹っていない方も、それぞれの立場で気を付けながら生活していく社会になっています。

2019年12月(11月という説も)に中国武漢を中心に流行し始めた新型肺炎は、瞬く間に世界へと拡がりました。日本では2020年1月28日に奈良県のバス運転手さんがこの新型コロナウイルス感染症と診断され、武漢からのチャーター機での帰還騒ぎの後、2月3日夜には横浜港内にダイヤモンドプリンセス(DP)号が投錨し、日本での新型コロナウイルス感染症の本格的騒動が始まりました。DP号からは乗客乗員計3700余名から結局723名もの感染者(国内収容者)がでて、不幸にも乗客として元気に乗られていた方々から13名が亡くなられています。
横浜港に横づけされた船内は、船籍英国の外国(検疫通関未完了)のままの中途半端な状態でしたが船内からはコロナ陽性患者さんはもとより、コロナ陽性かどうかわからないが体調を崩した方などがひっきりなしに船外へ救急患者として搬送され、市内の大学・基幹病院は瞬く間に収容不可能な状態になってしまいました。多くは高齢の方々で多くの外国籍の方々もおられました。市内の主要医療機関は(コロナもしくは船内で持病悪化の)重症者で埋め尽くされ、軽症の方々は関東はもちろん、東北、東海、関西まで感染症指定病院を目指して搬送されました。長距離の隔離搬送車移動です。中等、重症の方々が一気に出てくると医療はあっけなく崩壊してくるなとこのとき強く感じました。

全国に約1800余床分ある感染症指定病院とは、近代的な一部の病院を除けば大部分の病院は昔の伝染病院をイメージしていただければよいのですが、伝染病の下痢、肺炎を隔離して時間かけて治すような大部屋の古い形式のものが多く、今回のような一気に悪化することを先進的医療監視体制下に診ることのできる病院は極めて少なく、多くの新型コロナウイルス感染症の患者さんは、まさにこの救急治療している先端医療のまっただ中に一気に入り込む形となりました。心筋梗塞や脳卒中の対応を24時間している救命救急病床に一気にコロナ患者さんが入り込む形となり、当然感染させないために区分隔離をしなくてはならず、多くの先進的病院が命を争う救急医療を差し控えせざるを得ず、悲惨な状態だったのがDP号の横浜ひいては同じことが4月の東京で起こっていました。

新型コロナウイルス感染症で重症化した方が次々来ないようにするためには上流の新規感染者をこれ以上一気に出さないようにする。流行を少しずつだらだら長引かせるしかなかったのです。これは専門家会議が2月から3月にかけて自粛を呼び掛けてよく話していたことです。イタリアのような野戦病院で次々亡くなるような事態が避けられたのは、国の呼びかけに応じた市民の賢明さによるところだったと思っています。不幸中の幸いでした。

さてわが国ではニューヨークのようなオーバーシュートはなんとか第1波では逃れたように思いますが、ある程度分かってきたこの病気から身をまもるにはどうしたらよいでしょうか? 思いつくままですが下記に記しますのでご参照いただければ幸いです。

1新型コロナウイルス感染症はしぶき、つば、咳や触ったもの(部分)を介してうつります

① 飛沫感染:ウイルスを持っている人がマスク無しで話をして唾液が飛んだり、咳、くしゃみのしぶきなどをかぶるとウイルスが伝染してきます。マスク無しで対面して15分も会話していると伝染するといわれています。
② 接触感染:感染者がさわったもの(ドアノブ、取っ手、てすり、つり革、コイン、スーパーのかご等) に触れると、自分の手などにウイルスが伝達されそのまま顔、口鼻、目などをさわるとウイルスは体に入ってきます

2なにより手指の清潔をまもりましょう

ヒトはあちらこちらを触れ、触ります 触った先がその少し前にどなたか新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の方が触れていたとすれば濃厚にわが身にウイルスがくっつきます。ただし手にくっついただけでは発病しません。その手を口、顔、眼などに持ってくるとそのままウイルスをわが身に飛び込ませてしましまうことになります。
5分おきに手を消毒する必要はありませんが、もしわが身の顔や素肌の出ているところをわが手で触らねばならないときにはこの手をよく見て「どこかさわったかなあ?」と振り返ってください。電車やバスに乗った後も同じくです。
しっかり石鹸で手洗い(30秒以上ゴシゴシで99.99%きれいになる)すれば概ねOKです。石鹸がなければしつこく流水でごしごし手を洗ってください。洗った後、その手で蛇口を締めればその「蛇口」は大丈夫ですかねと再度思ってください(蛇口が汚れていたら手洗いも台無しになります)。 アルコールなどでの消毒があればなおよいかもしれません 手に振りかけたアルコールでついでにアルコール容器の取っ手(噴射レバー)も合わせてぬぐっておけば常に取っ手も清潔にできます。

3どのくらいの感染者が街中にいるのか?

罹患者は今回の第1波では1万人にひとりぐらいの頻度で発病していましたが、無症候病原体保有者(症状なしに人に感染させるウイルスを出している)はおおよそ、その10倍とも30倍ともいわれていますがまだデータがなくわかりません。
東京のピーク時(武漢様の急速上昇カーブを示した3月20日の連休以降)はおそらく200-300人に一人ぐらいは陽性者が街中で普段通りに生活していた可能性があります。その保有者のだれかとどこかでたまたま出会うとうつるリスクが生じますが、どなたが陽性保有者かは外見では全く分からないのでとにかく『3密をなくしてください』というしかなかったのです。
頻繁に感染者と出会いそうになっているのであれば、皆すべての活動を自粛せよという緊急事態宣言が今回のキャンペーンになります。
緊急事態宣言解除の規準(10万人に0.5人感染)という線をクリアできている今の状態では、ザクっとした推論では皆さんが出会う5000人から2万人にひとりぐらいの方がウイルス保有者というところでしょうか(これも平原の私的見解です)。 出会ってしまうと1.5m以内で15分以上マスク無しで接していると濃厚にうつります。

4マスクは有効か?

ウイルス保有者がマスク無しに大声を出すと周りがマスク無しだと濃厚にうつります。
合唱団で集団感染した例やライブハウス、スポーツジムも気合入れて大声出しますよね。
マスクはしっかり鼻もあごも頬も覆ってください。アベノマスクはあごや頬が出てしまいますけど使ってください。
マスクはうつらないためにも、万一自分が気が付かずにかかったとき人にうつさないためにも有効です。
花粉症などでおもわず口鼻に手をやってしまう人にも手が口鼻に直接触れずにバリアーになるのでマスクは良いですね。

5食事会や集まりは?

当たり前ですがウイルスのでてない人同士での食事会やあつまりはNo problemです。
健康そうなひとでも万一ウイルス保有者だったらと想定しうる状況なので、一緒に食事会等はやめてくださいとなっています。緊急宣言が外れて少人数なら食事会してよいことになりそうですが、そこに陽性者がいればほぼうつります(集まったメンバーが離れてすわり黙って別々に食事すれば回避できますがそんな食事会、異常ですよね)。
他国のニュースでみましたが一人一人がアクリル板で囲まれて1.5mお互いに離れて食事会すれば大丈夫ですけど。

6心配になったらどこでだれに診てもらえばよいのか?

まずかかりつけ医がいますか? いれば相談して指示を貰ってください(電話して)。
区役所などのホームページなどでコロナの相談センターの電話が書かれていますが、なかなか通じないとの苦情がありましたが改善しつつあるようです。心配だから安心のためにとPCR検査を念のためという方は、検査を受けないほうが良いと思います。いまのPCR検査も新たな抗原検査もみな見落とし率が30%以上といわれていますし、検査する場所は症状のある方のたまり場でもありますので感染する機会が増えます。症状が出たら(多くは風邪様ですが味覚、嗅覚だけの異常もあり)近所の医院(できるだけかかりつけ医をつくっておくこと)に相談しましょう。
急に具合悪くなったら119番です。

7学校は大丈夫ですか?

いま、学校も慎重な対策を考えながら計画を立てています。学校の先生方がベストを尽くした実行策を立ててくださると思いますし、日々の注意を下さると思います。しっかりと子供さんたちには寄り添ってルールを守らせてあげてください。

以上いくつかの点を述べましたが、これからの予想は難しいので今後のことはまた機会を持ちます。皆さん、日々のひとつひとつの場面で慎重に考え、動きながら新たな社会の仕組みを理解してともに工夫していきましょう。

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