22回生の寺薗淳也さん(会津大学准教授)が、「惑星探査入門」(朝日新聞出版、1600円+税)を出版しました。「はやぶさ2にいたる道、そしてその先へ」というサブタイトルにもあるように、寺薗さんは宇宙科学者として「はやぶさ」「はやぶさ2」のプロジェクトにかかわってきました。この本では、1957年のソ連のスプートニク打ち上げ、1968年の米国アポロの月着陸から半世紀に及ぶ宇宙への挑戦を振り返りながら、月・惑星探査について分かりやすく説明し、今後の宇宙開発を展望しています。
寺薗さんは「今回出版しました書籍は、「入門」とありますように、考え方や言葉などが難しい惑星探査という世界をもっと多くの人に知っていただけるように、という思いから書き上げたものです。そのコンセプト通り、極力難しい言葉を排し、またやさしく解説することで、中学生くらいから大人の方までさらりと読める内容に仕上がっていると自負しております。どうぞお手にとっていただけますと幸いです」と、語っています。

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