今回の桜友会バザーは、2012年に第一回桜友会バザーを企画・実施してから3回目を迎え、桜友会役員会の皆様も会員の方々もすっかり慣れての開催でした。

本年は初等部給食室、ランチルーム、そして幼稚部の新改築工事のため、開催場所が初等部3階西側のワゴンルームのみという狭いスペースでのイレギュラーな開催となりました。本年度のバザーは、まず昨年の反省をもとに、①当初から初等部父母会役員の方々とのコミュニケーションを図り、協力体制のもと行う、②初等部父母会バザー開催方針を理解した上で、商品や売り方を考える、③企画の段階から、今年度の特殊な状況を考慮し、商品を会員から集めるのではなく、昨年のバザー売上残金でスペースに合った子供達向け商品を仕入れ販売、④そのため、商品の代わりに会員の皆様には、義援金を寄付していただくことといたしました。

限られた間口2.5m・奥行4mのワゴンルームは、装飾担当の会員による満開の桜のポスターや富士山を見渡す東明学林から見た景色の様な里山の絵、入口や窓にも紙花やテープの華やかでかわいらしい飾りが施され、会場はとても賑やかで、心がウキウキする素敵な空間に変身しました。

販売商品の内容は、くじ引き、お菓子、光るおもちゃや笛等役に立つおもちゃ、ミニカー、消しゴム掬い等々、北海道キャラメル(14種類)、そして毎年ご参加いただいている桜友会会員姉妹による手作り手芸商品でした。

初日の開場時刻10時になると子供たちが殺到し、列に並んでもらったり、入場制限をしたり、用意した商品がどんどん売れ、かわいい笑顔に湧きかえる会場となりました。また、子供たちが、「おうゆうかい!」「おうゆうかい!」と言いながら何度も何度も来てくださる姿には、初等部同窓会の桜友会に親しみを感じていると、1回生から30回生までの販売担当会員にとりましては、とても嬉しいものでした。

2日間の売上合計金額は、220,800円、御寄付合計、127,000円の総計が347,800円、その中から商品、装飾品、文房具等の購入、その他支出合計187,876円を差し引き、159,924円を創立70周年に向けて積立金とすることができました。

終了後、小泉校長先生からも、「昔懐かしい駄菓子屋さんみたいな雰囲気で、楽しかった。場所が狭くて申し訳なかったです。来年はもっと広いところを用意できるようにしますね。」と言っていただきました。

2014年昭和祭桜友会バザーのためにご指導、ご協力くださいました初等部校長を初め先生方、初等部父母会、そして義援金をお送りくださいました恩師・桜友会会員の皆様に心から御礼申し上げます。

来年もまた、在校生の後輩や父兄の方々にも楽しんでいただける桜友会バザーにするため会員の皆様からのご意見、ご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

桜友会バザー実行委員長  大石 惠津子

バザー風景